インプラント矯正 – 短期間で歯が動く新治療のメリット・デメリット

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効率良く歯を動かす「インプラント矯正」という新しい矯正治療

「インプラント」と言えば、歯が抜けたところに新しい人工の歯を作る治療法ですが、「インプラント矯正」は、矯正用のインプラント（アンカー）を埋め込み、それを支えとして歯を動かしていきます。インプラントを支点に装置（ワイヤー）を取り付け、歯を動かすのです。

従来の矯正方法では、他の歯を支えにしてワイヤーで歯を引っ張って動かしていきます。他の歯に悪影響を与える可能性があり、少しずつ歯を動かしていくため、治療時間が長くなってしまいます。
しかし、インプラント矯正の場合は、短期間で効果的に歯を動かすことができ、従来の矯正方法では難しかった症例でも、効果的に正しい位置に歯を動かせるようになったのです。

インプラント矯正のメリット・デメリット

メリット

多くの症例で、次のようなメリットが得られます。

• 治療期間が短くなる（従来の方法での治療期間の半分程度になることもある）
• 難しい症例でも外科治療なしに矯正できる
• 従来の方法では抜歯が必要だったケースでも、抜歯不要のケースが多い
• 治療結果が良好である
• ヘッドギアを使用しなくても良くなる（または、使用する期間が短縮される）

デメリット

• 治療費が高くなってしまう
• インプラントを埋入するため、外科手術が必要になる
• 虫歯や感染のリスクがある
• 年齢に制限がある（16歳以下はインプラント矯正はできません）

インプラント矯正の費用

インプラント矯正の費用は、通常の矯正治療の費用に、インプラント埋入費用をプラスした料金で行っている歯科が多いです。インプラントの費用は、埋入するインプラントの種類によって異なりますが、マイクロインプラント（MIA）で1本3～5万円くらいが相場と言えるでしょう。（埋め込む本数は、口の中の状態によって異なります。）

インプラント矯正に関するQA

インプラント手術には、どのくらいの時間がかかりますか？

埋め込むインプラントの本数や形状によって、1本当たりにかかる時間は異なりますが、ネジのような形状（ビスタイプ）のインプラントならば1本当たり10分程度です。また、大きく歯を動かす場合に使用されるプレートタイプの場合は、片顎の場合・両顎の場合で違ってきますが、手術時間は1～3時間かかります。

インプラント矯正は痛いですか？

インプラント矯正は、埋入するインプラントの種類によって違いますが、術後数日間痛みが生じる場合があります。
インプラントを埋め込む手術においては、麻酔をしているので痛みはありません。麻酔は局所麻酔を使用する場合と静脈内鎮静法を併用する場合があります。

ガミースマイルもインプラント矯正で治りますか？

ガミースマイルは、症例によって適切な治療方法は違ってきます。重度の場合は、骨きり手術を必要とする場合もありますが、軽度の場合はインプラント矯正で改善することが可能です。
一度、口腔外科や矯正歯科で相談することをお勧めします。

【岡山で矯正歯科のご相談】は当院にお問い合わせください。適切な治療法・的確なアドバイスを致します。