インプラントの治療 – 二回法手術の流れ/治療期間/痛み

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インプラント治療(二回法)の流れと痛み

インプラント治療は機能性にも審美性にも優れた治療法なのですが、費用が高いという欠点だけでなく、外科手術が必要となり、体に負担をかけるという欠点もあります。
「手術が必要」ということが理由で、インプラント手術に踏み出せないでいる人も少なくないと思います。
インプラントの治療や痛みについて正しく理解して、治療法を選択することが大切です。

インプラント治療の流れ

「顎の骨にドリルで穴をあけて…」と聞くと、やはり怖い治療のように感じるかもしれません。しかし、インプラントの手術は(一般的な症例で、1本埋入の場合)15分程度で終わります。
近年は、全身麻酔のような効果が得られる静脈内鎮静法を併用する歯科医院が多いですが、意識がはっきりしない状態で治療を行うため、「(手術が)あっという間だった」「手術の記憶がはっきりしない」という人も多いです。

二回法によるインプラント治療の流れは次の通りです。

1. 治療の前段階

治療方法や治療方針を決定するために、十分なカウンセリングを行います。また、全身症状や口の中の状態を確認するための検査を行っていきます。
一般的な歯科治療に用いられるレントゲンだけでなく、CTを使用し、精密に検査・診断を行います。

歯周病がある場合には、歯周病の治療を行います。歯周病はインプラントの失敗リスクを高めるため、歯周病がしっかり治さなければ、インプラント治療を進めることができません

また、インプラントを支える骨の量が十分でない場合には、骨量を増やす治療を行う場合もあります

2. インプラント一次手術

インプラント治療には1回法と2回法がありますが、2回法手術では、歯肉を切開し、顎の骨に穴を開け、インプラントを埋入します。1回法とは異なり、インプラントにカバースクリューという蓋をして、インプラントの上に歯肉を被せて縫合します
1回法では、アパットメント部分が露出している状態にするのに対し、2回法では歯肉を被せてインプラントが完全に歯肉の下に埋まっている状態になります。

インプラント手術 1回法と2回法の違い

「手術が1回で済むなら、1回法にしたい」と思う人も多いかもしれません。しかし、1回法で行うには、骨量が十分あるなどの条件を満たしている必要があり、適応しないケースもあります。2回法は多くの症例で適応します。

1回法はアパットメントが露出している状態にしておくので、骨が結合したら、そのまま人工歯(被せ物)を装着することができます。
2回法は、インプラントを歯肉で被せてしまいますから、インプラントと骨が結合したら、歯肉を切開してアパットメントを露出させる(2次手術)必要があります。

1回法は2回法に比べて感染リスクが高いほか、インプラントに力がかかりやすいなどのリスクはありますが、治療期間が短くなる・費用が抑えられる・体の負担が少ないなどのメリットもあります。

3. インプラント二次手術

一次手術から3~4ヵ月程度(上顎・下顎で異なります)おいて、骨とインプラントが結合したら、インプラントの上に被せた歯肉を切開し、インプラントを露出させます
インプラントのネジ穴部分に、歯肉や骨がくっつかないことを目的に装着したカバースクリューを外し、アパットメントを装着します。

二次手術は一次手術と違い、体への負担が少ないため、局所麻酔のみで治療が行われるケースがほとんどです。

4. 人工歯(被せ物)の装着

二次手術で切開した歯肉が回復したら、人工歯を装着します。二次手術から人工歯の装着までは、個人差はありますが3~4週間かかります。

被せ物を装着して、インプラント治療は終了となり、メンテナンス期に入ります。

インプラント治療にかかる期間

インプラントの治療期間は個人差が大きくあります。骨量が足りなければ骨増成の手術が必要になりますし、歯周病がある場合には歯周病治療を行わなければならないからです。インプラント治療を成功させるための、口の中や顎の骨の治療期間は症例によって違ってくるのです。

しかし、顎の骨量に問題がなく、歯周病もない場合でも、一次手術から二次手術までは数か月の期間を要しますし、二次手術から人工歯装着までに数週間の期間を要します。
一次手術から二次手術までの期間は、インプラントと顎の骨が結合するのを待つ期間であり、大切な期間です。安易に短縮できないため、インプラントは治療期間が他の治療法よりも長くなるというデメリットを理解して、治療にのぞむ必要があるでしょう。

インプラント治療の痛み

インプラント手術は、1次手術・2次手術とも麻酔がきいているので、ほとんど痛みはありません。しかし、麻酔が切れた後は、抜歯の後のような痛みが生じる場合があります。(中には、麻酔が切れた後も、痛みがほとんど生じなかったケースもあります。)

静脈内鎮静法を併用しない場合

静脈内鎮静法と局所麻酔を併用することで、先にも紹介した通り、眠っているような意識がはっきりしない状態で手術を受けることができます。
静脈内鎮静法を併用しない場合も、局所麻酔をしますから痛みは生じませんが、意識がはっきりしているので、手術中の音が聞こえ、恐怖感や不安を感じやすいです。

静脈内鎮静法を併用しない場合は、痛みがほとんどないことには変わりありませんが、手術中のストレスの面では大きく違ってくると言えるでしょう。

痛みが1週間以上続く場合は要注意!?

通常、術後の痛みや腫れは1週間程度で良くなっていきます。長く痛みが続く原因に、感染や骨とインプラントが結合できていないことなどが挙げられます。しびれが続く場合は、神経を損傷している可能性もあります。

インプラント治療の失敗・トラブルで、術後に症状が長く続いている可能性もあるので、痛みが続く場合には、担当医に相談して、早めに対処してもらう必要があります。





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